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退職願・退職届の書き方完全ガイド【テンプレート付き・すぐ使える例文集】

退職

「退職願と退職届の違いがわからない…」

「どうやって書けばいいの?」

「書き方を間違えると、退職できないって本当?」

こんな不安を抱えていませんか?

退職の意思を正式に伝えるために必要な書類が、退職願と退職届。

実は、この2つには明確な違いがあり、使い分けを間違えると思わぬトラブルになることも。

この記事では、退職願と退職届の違いから、正しい書き方、提出方法まで、すぐに使えるテンプレート付きで徹底解説。

コピペで使える例文があるので、今日からすぐに準備できますよ。


  1. 退職願と退職届の違いとは?
    1. 最も重要な違い:撤回できるかどうか
    2. どちらを提出すべきか?
    3. 退職の意思表示に必要な法的知識
  2. 退職願の正しい書き方
    1. 退職願の基本フォーマット
    2. 必須項目7つ
    3. 手書き版:退職願のテンプレート
    4. パソコン版:退職願のテンプレート
    5. 書き方の重要ポイント
  3. 退職届の正しい書き方
    1. 退職届の基本フォーマット
    2. 手書き版:退職届のテンプレート
    3. パソコン版:退職届のテンプレート
    4. 退職願との違い
  4. 手書きとパソコン、どちらで作成すべき?
    1. 手書きのメリット・デメリット
    2. パソコンのメリット・デメリット
    3. 結論:会社の文化に合わせる
  5. 退職願・退職届の提出方法
    1. 提出のタイミング
    2. 提出の流れ
    3. 提出先は誰?
    4. 受け取りを拒否されたら?
  6. 封筒の選び方と書き方
    1. 封筒の選び方
    2. 封筒の表書き
    3. 用紙の折り方
  7. ケース別:退職願・退職届の例文集
    1. ケース1: 標準的な退職願(最も一般的)
    2. ケース2: 契約社員・派遣社員の場合
    3. ケース3: 即日退職したい場合
    4. ケース4: 試用期間中の退職
  8. よくあるミスと注意点
    1. ミス1: 日付を間違える
    2. ミス2: 宛名を間違える
    3. ミス3: 押印を忘れる
    4. ミス4: 修正液・修正テープを使う
    5. ミス5: 具体的な退職理由を書く
  9. 退職願・退職届を出した後の流れ
    1. ステップ1: 承認を待つ
    2. ステップ2: 引き継ぎの準備
    3. ステップ3: 退職に関する手続き
    4. ステップ4: 最終出社日
    5. 引き止めにあったら?
  10. 退職願・退職届に関するQ&A
  11. まとめ: 正しい書き方で円満退職を実現しよう

退職願と退職届の違いとは?

最も重要な違い:撤回できるかどうか

退職願:撤回できる可能性がある

退職願は、会社に退職をお願いする書類。

「退職させていただきたく、お願い申し上げます」という表現を使います。

会社が承認する前なら、撤回できる可能性があるのです。

退職届:撤回できない

退職届は、退職の意思を一方的に通告する書類。

「退職いたします」という断定的な表現を使います。

提出した時点で退職の意思表示が完了し、基本的に撤回はできません。

どちらを提出すべきか?

一般的には退職願から始める

円満退職を目指すなら、まずは退職願を提出するのが無難。

会社との関係を良好に保ちながら、退職を進められます。

こんな時は退職届を直接提出

  • 引き止めが強く、退職願では認めてもらえない
  • 会社とのトラブルがあり、確実に退職したい
  • 退職代行を利用する場合

退職届を提出すれば、法律上は2週間で退職できます。

退職の意思表示に必要な法的知識

民法627条による退職の自由

労働者には退職の自由が保障されています。

退職の申し出から2週間で、会社の承諾なしに退職可能。

就業規則に「3ヶ月前」と書かれていても、法律が優先されます。

ただし、円満退職のためには、就業規則に従うのが望ましいでしょう。

退職を言い出しにくい方は、退職を言いづらい理由と対処法が参考になります。


退職願の正しい書き方

退職願の基本フォーマット

退職願には決まった書き方があります。

以下のポイントを押さえれば、正式な退職願が作成できるでしょう。

必須項目7つ

  1. タイトル:「退職願」
  2. 提出日:実際に提出する日付
  3. 宛名:最高責任者(代表取締役社長など)
  4. 所属部署・氏名
  5. 退職理由:一身上の都合により
  6. 退職希望日
  7. 結びの言葉

手書き版:退職願のテンプレート

                                退職願

令和◯年◯月◯日

株式会社◯◯◯◯
代表取締役社長 ◯◯ ◯◯ 殿

                        営業部 営業一課
                        山田 太郎 ㊞

 私事、このたび一身上の都合により、
令和◯年◯月◯日をもって退職いたしたく、
ここにお願い申し上げます。

                                     以上

パソコン版:退職願のテンプレート

退職願

令和◯年◯月◯日

株式会社◯◯◯◯
代表取締役社長 ◯◯ ◯◯ 殿

営業部 営業一課
山田 太郎 ㊞

このたび、一身上の都合により、令和◯年◯月◯日をもって退職いたしたく、ここにお願い申し上げます。

以上

書き方の重要ポイント

ポイント1: 退職理由は「一身上の都合」で統一

具体的な理由を書く必要はありません。

「一身上の都合により」が最も一般的で無難。

人間関係や待遇への不満を書くのは絶対にNG。

ポイント2: 宛名は最高責任者に

直属の上司ではなく、代表取締役社長や理事長など、会社の最高責任者宛てに。

「◯◯殿」の敬称を使います。

ポイント3: 日付は提出日を記入

退職日ではなく、実際に提出する日付を書きましょう。

ポイント4: 押印を忘れずに

手書きでもパソコン作成でも、必ず押印が必要。

認印で問題ありません。

ポイント5: 封筒に入れて提出

白無地の封筒に入れ、表に「退職願」と書きます。

裏には所属部署と氏名を記入。


退職届の正しい書き方

退職届の基本フォーマット

退職届は退職願とほぼ同じ形式ですが、表現が異なります。

手書き版:退職届のテンプレート

                                退職届

令和◯年◯月◯日

株式会社◯◯◯◯
代表取締役社長 ◯◯ ◯◯ 殿

                        営業部 営業一課
                        山田 太郎 ㊞

 私事、このたび一身上の都合により、
令和◯年◯月◯日をもって退職いたします。

                                     以上

パソコン版:退職届のテンプレート

退職届

令和◯年◯月◯日

株式会社◯◯◯◯
代表取締役社長 ◯◯ ◯◯ 殿

営業部 営業一課
山田 太郎 ㊞

このたび、一身上の都合により、令和◯年◯月◯日をもって退職いたします。

以上

退職願との違い

結びの言葉が決定的に違う

  • 退職願:「退職いたしたく、ここにお願い申し上げます」
  • 退職届:「退職いたします」

この違いだけで、撤回可能性が大きく変わります。


手書きとパソコン、どちらで作成すべき?

手書きのメリット・デメリット

メリット:

  • 誠意が伝わりやすい
  • 伝統的で格式がある
  • 年配の上司に好印象

デメリット:

  • 時間がかかる
  • 書き損じのリスク
  • 字が苦手だと見栄えが悪い

パソコンのメリット・デメリット

メリット:

  • 短時間で作成可能
  • 見栄えが良い
  • 修正が簡単

デメリット:

  • 会社によっては手書きを求められる
  • 誠意が伝わりにくいと感じる人も

結論:会社の文化に合わせる

一般的にはパソコン作成で問題ありません。

ただし、就業規則で手書きが指定されている場合や、伝統的な企業では手書きが無難でしょう。

迷ったら、先輩に確認するのがおすすめ。


退職願・退職届の提出方法

提出のタイミング

退職希望日の1〜2ヶ月前

法律上は2週間前で問題ありませんが、円満退職のためには余裕を持って。

就業規則を確認し、規定に従うのが望ましいでしょう。

退職の切り出し方については、退職の切り出し方とタイミングをご覧ください。

提出の流れ

ステップ1: 口頭で退職の意思を伝える

いきなり書類を渡すのではなく、まず口頭で相談。

「お話ししたいことがあるのですが、お時間いただけますか?」

ステップ2: 了承を得てから書類を提出

上司が退職を了承したら、正式に退職願を提出。

「ありがとうございます。では、退職願を提出させていただきます」

ステップ3: 受領してもらう

手渡しで提出し、受け取ってもらいましょう。

受領印や受領日のメモがあると安心。

提出先は誰?

原則:直属の上司

退職願・退職届の宛名は社長ですが、提出先は直属の上司。

上司を飛び越えて人事部や社長に直接提出するのはNG。

受け取りを拒否されたら?

内容証明郵便で送付

上司が受け取りを拒否する場合、内容証明郵便で会社に送付しましょう。

配達証明をつければ、確実に送付した証拠が残ります。

受け取り拒否は違法。

法律上は退職の意思表示から2週間で退職できます。

どうしても退職できない場合は、退職代行おすすめサービス紹介の利用も検討してみてください。


封筒の選び方と書き方

封筒の選び方

白無地の封筒を使用

郵便番号枠のない、白無地の封筒が正式。

サイズは長形4号(B5用紙を三つ折りで入るサイズ)が一般的です。

茶封筒はNG

事務的な印象を与えるため、茶封筒は避けましょう。

封筒の表書き

中央に「退職願」または「退職届」

縦書きで、封筒の中央に大きめに書きます。

裏面には所属部署と氏名

封筒の裏面左下に、小さめに記入。

営業部 営業一課
山田 太郎

用紙の折り方

三つ折りが基本

B5またはA4用紙を三つ折りにして封筒に入れます。

折り方の手順:

  1. 下から1/3を上に折る
  2. 上から1/3を下に折る
  3. 封筒に入れる(開いたときに文字が読める向きで)

ケース別:退職願・退職届の例文集

ケース1: 標準的な退職願(最も一般的)

退職願

令和6年12月20日

株式会社ABC商事
代表取締役社長 佐藤 一郎 殿

営業部 第一営業課
山田 太郎 ㊞

このたび、一身上の都合により、令和7年2月28日をもって退職いたしたく、ここにお願い申し上げます。

以上

ケース2: 契約社員・派遣社員の場合

退職願

令和6年12月20日

株式会社ABC商事
代表取締役社長 佐藤 一郎 殿

営業部(契約社員)
山田 太郎 ㊞

このたび、一身上の都合により、令和7年2月28日をもって退職いたしたく、ここにお願い申し上げます。

以上

ポイント: 所属部署の後ろに(契約社員)と記載するだけ。

基本的な書き方は正社員と同じです。

ケース3: 即日退職したい場合

退職届

令和6年12月20日

株式会社ABC商事
代表取締役社長 佐藤 一郎 殿

営業部 第一営業課
山田 太郎 ㊞

このたび、一身上の都合により、本日をもって退職いたします。

以上

ポイント:

  • 「退職願」ではなく「退職届」を使用
  • 「本日をもって」と記載
  • ただし、即日退職は会社との合意が必要な場合も

即日退職については、即日退職したい時の3つの方法にまとめています。

ケース4: 試用期間中の退職

退職願

令和6年12月20日

株式会社ABC商事
代表取締役社長 佐藤 一郎 殿

営業部 第一営業課(試用期間中)
山田 太郎 ㊞

このたび、一身上の都合により、令和7年1月15日をもって退職いたしたく、ここにお願い申し上げます。

以上

ポイント: 試用期間中でも書き方は同じ。

(試用期間中)と記載しておくと丁寧です。

試用期間中の退職については、試用期間中の退職が役立つでしょう。


よくあるミスと注意点

ミス1: 日付を間違える

誤:退職日を記入してしまう

日付欄には、退職日ではなく提出日を記入します。

退職日は本文中に「令和◯年◯月◯日をもって」と書きましょう。

ミス2: 宛名を間違える

誤:直属の上司の名前を書く

宛名は会社の最高責任者(代表取締役社長など)。

提出先は上司でも、宛名は社長です。

ミス3: 押印を忘れる

必ず押印が必要

手書きでもパソコンでも、押印がないと正式な書類として認められません。

認印で問題ありませんが、シャチハタは避けましょう。

ミス4: 修正液・修正テープを使う

書き損じたら書き直す

修正液や修正テープの使用はNG。

書き損じた場合は、新しい用紙に書き直しましょう。

ミス5: 具体的な退職理由を書く

「一身上の都合」で統一

「給料が安いため」「上司と合わないため」など、具体的な理由は書かないこと。

どんな理由でも「一身上の都合により」でOK。


退職願・退職届を出した後の流れ

ステップ1: 承認を待つ

退職願を提出後、会社の承認を待ちます。

通常は1〜2週間程度。

ステップ2: 引き継ぎの準備

承認されたら、業務の引き継ぎを開始。

引き継ぎ資料を作成し、後任者への説明を丁寧に行いましょう。

円満退職のコツについては、円満退職のコツでチェックできます。

ステップ3: 退職に関する手続き

会社から受け取るもの:

  • 離職票
  • 源泉徴収票
  • 雇用保険被保険者証
  • 年金手帳(会社保管の場合)

会社に返却するもの:

  • 健康保険証
  • 社員証・IDカード
  • 制服・備品
  • 会社の書類やデータ

退職後の手続きについては、退職後の手続き完全ガイドが参考になります。

ステップ4: 最終出社日

お世話になった方々への挨拶を忘れずに。

デスクの整理整頓も最終日までに完了させましょう。

引き止めにあったら?

退職願を出しても、引き止められることがあります。

その場合の対処法は、引き止めにあった時の対処法をご覧ください。


退職願・退職届に関するQ&A

Q1: 退職願と退職届、どちらを出せばいいですか?

基本的には退職願から始めるのが無難。

円満退職を目指すなら、まずは相談のニュアンスで退職願を提出しましょう。

引き止めが強い場合や、確実に退職したい場合は退職届を。

Q2: パソコンで作成しても大丈夫ですか?

問題ありません。

現代では、パソコン作成が一般的になっています。

ただし、会社によっては手書きを好む場合もあるので、就業規則を確認しましょう。

Q3: 退職理由は具体的に書くべきですか?

いいえ。

「一身上の都合により」で統一するのが一般的。

具体的な理由を書く必要はありません。

Q4: 上司が退職願を受け取ってくれません。どうすればいいですか?

内容証明郵便で会社に送付しましょう。

配達証明をつければ、送付した証拠が残ります。

法律上は退職の意思表示から2週間で退職可能です。

Q5: 退職願を出した後、気が変わりました。撤回できますか?

退職願は、会社が承認する前なら撤回できる可能性があります。

ただし、退職届は原則撤回不可。

すぐに上司に相談しましょう。

Q6: メールやLINEで退職を伝えてもいいですか?

法律上は口頭でも成立しますが、正式には書面が必要。

まずは対面で口頭で伝え、その後に正式な書類を提出するのが円満退職の基本です。

Q7: 封筒に入れずに提出してもいいですか?

封筒に入れて提出するのがマナー。

白無地の封筒に入れ、表に「退職願」と書きましょう。


まとめ: 正しい書き方で円満退職を実現しよう

退職願・退職届の書き方について、重要なポイントをまとめます。

退職願と退職届の違い:

  • 退職願:撤回できる可能性あり(お願いする表現)
  • 退職届:撤回不可(断定的な表現)

書き方の必須項目:

  1. タイトル(退職願 or 退職届)
  2. 提出日
  3. 宛名(代表取締役社長など)
  4. 所属部署・氏名
  5. 退職理由(一身上の都合により)
  6. 退職希望日
  7. 結びの言葉

重要なポイント:

  • 退職理由は「一身上の都合」で統一
  • 宛名は最高責任者、提出先は直属の上司
  • 日付は提出日を記入
  • 押印を忘れずに
  • 白無地の封筒に入れる

提出のタイミング:

  • 退職希望日の1〜2ヶ月前
  • まず口頭で伝えてから書類提出
  • 就業規則を確認する

退職願・退職届は、正式な退職手続きの第一歩。

この記事のテンプレートを使えば、今日から準備できます。

正しい書き方とマナーを守って、円満な退職を実現しましょう。

新しいキャリアに向けて、前向きな一歩を踏み出してください。


【免責事項】

本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の状況に応じたアドバイスではありません。

退職の手続きには個人差があり、本記事で紹介した内容を保証するものではありません。

退職に関する重要な判断は、労働基準監督署や弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。

本記事の内容を参考にした結果生じた損害について、当サイトは一切の責任を負いかねます。

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