「退職代行を使ったら、その後どんな手続きが必要なの?」
「退職代行を頼んだ後、会社から直接連絡が来たらどうしよう…」
「退職代行を使うと、転職活動に影響が出るのかな…」
「退職代行で辞めた後、ちゃんと失業保険はもらえるの?」
そんな不安を抱えていませんか?
退職代行を使うことは決断できた。
でも、その後の流れが見えなくて、なかなか踏み出せない。
そういう方は多いです。
この記事では、退職代行を使った後に何が起こるのか、具体的な流れと注意点を解説します。
これを読めば、退職代行後の不安がスッキリ解消され、安心して次のステップに進めるでしょう。
退職代行を使った後の流れ
退職代行サービスに依頼した後、実際にどんな流れになるのかを順番に説明します。
① 退職代行業者が会社に連絡する
依頼した当日、または翌日に退職代行業者が会社に電話で退職の意思を伝えます。
この瞬間から、あなたは会社と直接やり取りをする必要がなくなります。
業者によっては、退職の意思だけでなく「有給休暇の消化」や「私物の返却方法」まで同時に交渉してくれます。
② 会社への出社は不要
退職代行を使うと、連絡した日以降は出社しなくてOKです。
有給が残っている場合は、退職日まで有給消化の形にしてもらうことが多いです。
有給がない場合は欠勤扱いとなりますが、退職には影響しません。
③ 会社から書類・私物が届く
退職後、会社から以下のものが自宅に届きます。
- 離職票(失業保険の申請に必要)
- 源泉徴収票(確定申告や次の職場に必要)
- 健康保険被保険者証(返却が必要な場合も)
- 私物(郵送または指定の方法で返却してもらう)
離職票は退職後10日〜2週間程度で届くことが多いです。
届かない場合は、ハローワークに相談することができます。
④ 自分で行う手続きが残っている
退職代行を使っても、退職後の各種手続きは自分でやる必要があります。
以下の手続きを忘れずに行いましょう。
- 健康保険の切り替え:退職日の翌日から14日以内に国民健康保険または家族の扶養に加入する
- 年金の切り替え:国民年金への切り替えを市区町村窓口で行う
- 失業保険の申請:ハローワークに離職票を持参して申請する
- 住民税の支払い:会社給与から天引きされていた分を自分で納付する
退職後の手続きは意外と多いです。
忘れると損をすることもあるので、チェックリストを作って一つずつ確認しましょう。
退職代行後に起こりがちなトラブルと対処法
トラブル①:会社から直接連絡が来る
退職代行業者に依頼しても、会社から本人に直接連絡が来ることがあります。
特に一般業者(弁護士・労働組合ではない)の場合に起こりやすいです。
対処法:連絡が来ても出なくてOKです。
弁護士監修の退職代行や労働組合系の業者であれば、法的に交渉権があるため直接連絡が来にくいです。
業者選びの段階で、弁護士監修か労働組合かを確認することが大切です。
トラブル②:有給消化・退職金が支払われない
退職代行後、会社が有給消化を拒否したり、退職金の支払いを遅らせるケースがあります。
対処法:労働組合系または弁護士監修の退職代行を使えば、有給消化の交渉ができます。
退職金の不払いは労働基準法違反になる可能性があるため、ハローワークや労働基準監督署に相談することも選択肢です。
労働基準監督署への相談方法については、こちらの記事で詳しく解説しています
トラブル③:離職票がなかなか届かない
離職票は、失業保険の申請に必要な書類です。
会社が発行を意図的に遅らせるケースが、まれにあります。
対処法:退職から2週間以上経っても届かない場合は、まずハローワークに相談しましょう。
ハローワークから会社へ指導が入ることがあります。
退職代行を使う前に確認すべき3つのポイント

① 弁護士監修か労働組合かを確認する
退職代行業者には大きく3種類あります。
- 一般業者:退職の意思を伝えるだけ。交渉はできない
- 労働組合系:有給消化など労働条件の交渉が可能
- 弁護士監修:法的トラブルにも対応可能。費用はやや高め
有給消化を希望する場合や、会社との交渉が必要なケースでは、労働組合系以上を選ぶことをおすすめします。
② 有給消化の交渉をしてくれるか確認する
有給が残っている場合、退職代行業者が会社に有給消化の交渉をしてくれるかどうかを事前に確認しましょう。
有給を消化できれば、退職後の収入空白を短くできます。
③ アフターサポートの有無を確認する
退職後の手続きに関するアドバイスや、離職票が届かない場合のサポートをしてくれる業者を選ぶと安心です。
退職代行後の転職活動への影響
転職活動に支障はほぼない
結論として、退職代行を使ったことが転職先にバレることはほぼありません。
企業が前職に問い合わせる「リファレンスチェック」は行われることがありますが、退職の手段まで確認されるケースは稀です。
退職理由の伝え方を準備しておく
面接で「なぜ退職しましたか?」と聞かれた場合の答えは準備しておきましょう。
- 「職場環境の改善が見込めず、自分の成長のために転職を決意しました」
- 「体調管理のため、まず退職し、回復後に転職活動を始めました」
退職代行を使ったかどうかではなく、「前向きな転職理由」を伝えることが重要です。
次のステップとして転職活動を始めるなら、一人で求人を探すより転職エージェントに相談するのが効率的です。
在職中でも利用でき、無料で求人紹介・履歴書添削・面接対策まで受けられます。
→ 無料で使える転職エージェントはこちら
退職代行を利用すべき人の特徴
次のような状況に当てはまる場合、退職代行の利用を真剣に検討してみてください。
- 上司が怖くて退職の意思を直接伝えられない
- 「辞めさせない」と引き止められ、話し合いが進まない
- ハラスメントが原因で職場に行くだけで体調が悪くなる
- 精神的に限界で、会社と交渉する余力がない
このような状況で無理に自分で交渉しようとすると、さらなる精神的ダメージを負うことがあります。
プロに任せることは、決して逃げではありません。
上司と顔を合わせずに即日退職が可能で、有給消化のサポートまで対応してくれるサービスもあります。
→ 退職代行おすすめサービスはこちら
よくある質問(Q&A)
Q:退職代行を使った後、会社に行かなくて本当に大丈夫?
大丈夫です。
退職代行業者が会社に連絡した時点で、あなたの退職の意思は正式に伝わっています。
会社が「来い」と言っても、法的に従う義務はありません。
Q:退職代行を使うと退職金はもらえなくなる?
退職代行の利用と退職金は関係ありません。
退職金規定がある会社であれば、退職代行を使っても退職金を受け取る権利があります。
支払いが遅れる場合は、労働基準監督署に相談できます。
Q:退職代行後に失業保険はもらえる?
もらえます。
離職票が届いたら、ハローワークで申請してください。
会社都合退職と自己都合退職で給付開始時期が変わりますが、退職代行の利用自体は給付に影響しません。
おわりに

退職代行を使った後の流れは、思っていたよりシンプルです。
業者が会社に連絡し、あなたは退職後の手続きを一つずつ進めるだけ。
転職活動への影響もほぼありません。
大切なのは、信頼できる業者を選び、退職後の手続きを抜け漏れなく行うことです。
自分を追い詰める状況から抜け出すための手段として、退職代行は有効な選択肢の一つです。
あわせて退職引き止めで脅された時の対処法やパワハラ上司に退職を言えない時の対処法も確認しておきましょう。
どんな状況でも、あなたには退職する権利があります。正しい知識と適切なサポートを使って、自分らしい働き方を手に入れてください。
【免責事項】
本記事は、退職代行に関する一般的な情報をまとめたものです。
個人の状況により、最適な判断は異なります。
退職の最終判断は、ご自身の責任で行ってください。
本記事の内容を参考にした結果について、当サイトは一切の責任を負いかねます。

