「面接で何を聞かれるんだろう…」
「うまく答えられるか不安…」
「準備しておくべき質問って何?」
転職面接を控えて、不安を感じていませんか?
実は、 転職面接で聞かれる質問には、 ある程度パターンがあります。
事前に準備しておけば、 落ち着いて答えることができます。
この記事では、 転職面接でよく聞かれる質問と、 回答例を紹介します。
準備を整えて、面接に臨みましょう。
面接でよく聞かれる質問【全体像】
まず、 どんな質問が多いのか見てみましょう。
質問のカテゴリー
①自己紹介・経歴について
- 自己紹介をお願いします
- これまでの経歴を教えてください
②転職理由について
- なぜ転職しようと思ったのですか?
- 前職を辞めた理由は?
③志望動機について
- なぜ当社を志望したのですか?
- 当社で何がしたいですか?
④スキル・経験について
- これまでの実績を教えてください
- あなたの強みは何ですか?
⑤将来について
- 今後どうなりたいですか?
- 5年後、どうなっていたいですか?
⑥その他
- 何か質問はありますか?(逆質問)
質問の意図を理解する
面接官は、 以下のことを知りたがっています。
- この人は会社に合うか?
- すぐに辞めないか?
- 仕事ができそうか?
- 一緒に働きたいか?
質問の意図を理解すると、答えやすくなります。
よく聞かれる質問と回答例

それでは、 具体的な質問と回答例を見ていきましょう。
質問1:「自己紹介をお願いします」
この質問の意図
面接官が知りたいこと:
- どんな人なのか
- 話し方・コミュニケーション能力
- 簡潔にまとめる力
回答のポイント
含めると良い内容:
- 名前
- 現在(または前職)の仕事内容
- 主な実績
- 応募した理由(簡潔に)
時間の目安: 1〜2分程度。
長すぎないよう注意。
回答例
「〇〇と申します。現在は△△株式会社で営業として働いており、主に法人向けのソリューション提案を担当しています。入社3年目で年間売上目標の120%を達成し、新規顧客の開拓にも力を入れてきました。今回、より幅広い業界のお客様と関わりたいと考え、御社を志望いたしました。本日はよろしくお願いいたします。」
注意点
避けた方が良いこと:
- 長すぎる説明
- プライベートの話が中心
- ネガティブな内容
質問2:「なぜ転職しようと思ったのですか?」
この質問の意図
面接官が知りたいこと:
- すぐに辞めないか
- 前向きな理由か
- 不満だけで辞めようとしていないか
回答のポイント
良い回答の方向性:
- 前向きな理由を伝える
- 「成長したい」「挑戦したい」
- 前職の悪口は避ける
避けた方が良い理由:
- 「給料が安い」だけ
- 「上司と合わない」
- 「楽な仕事がしたい」
回答例(ポジティブな理由)
「現在の会社では営業として3年間経験を積み、基礎的なスキルを身につけることができました。今後は、より大きな規模のプロジェクトに関わり、自分の可能性を広げたいと考えています。御社は業界でも先進的な取り組みをされており、そこで自分を成長させたいと思い、転職を決意しました。」
回答例(ネガティブな理由がある場合)
ネガティブな理由(残業が多い、給料が低いなど)があっても、 伝え方を工夫することができます。
例(残業が多い場合):
「前職では業務量が多く、効率化を提案しても改善が難しい状況でした。今後は、より効率的に働ける環境で、成果を出すことに集中したいと考えています。御社の働き方改革への取り組みに共感し、応募いたしました。」
ポイント:
- 事実は伝えつつ
- 前向きな表現に変換
- 応募企業の良い点につなげる
質問3:「なぜ当社を志望したのですか?」
この質問の意図
面接官が知りたいこと:
- 本当にうちで働きたいのか
- 企業研究をしているか
- どこでもいいわけではないか
回答のポイント
良い回答の要素:
- 企業の特徴を具体的に
- 自分の経験・スキルとの関連
- 入社後に何をしたいか
避けた方が良いこと:
- 「有名だから」だけ
- どの会社にも当てはまる内容
- 給料や福利厚生だけ
回答例
「御社を志望した理由は3つあります。1つ目は、御社の〇〇という事業に魅力を感じたことです。私は前職で△△の経験があり、その知識を活かせると考えています。2つ目は、御社の企業理念である『□□』に共感したことです。3つ目は、若手にも裁量を持たせる社風があると伺い、自分の成長につながると感じたからです。」
企業研究が浅い場合の対処
面接前に、以下を調べておくと安心です。
調べる項目:
- 企業の事業内容
- 企業理念・ビジョン
- 最近のニュース
- 競合他社との違い
質問4:「これまでの実績を教えてください」
この質問の意図
面接官が知りたいこと:
- 具体的に何ができるのか
- 成果を出せる人か
- 実績を数字で説明できるか
回答のポイント
STAR法を使うと答えやすい:
- Situation(状況):どんな状況だったか
- Task(課題):何が課題だったか
- Action(行動):何をしたか
- Result(結果):どんな成果が出たか
数字を入れる:
- 「売上を120%達成」
- 「新規顧客を50社獲得」
- 「コストを30%削減」
回答例
「前職では法人営業を担当していました。入社2年目に担当エリアの売上が前年比80%まで落ち込んでいる状況でした。そこで、既存顧客へのフォローを強化し、定期訪問の頻度を2倍に増やしました。また、新規開拓にも力を入れ、月20件の訪問を目標に活動しました。その結果、3年目には前年比120%の売上を達成し、新規顧客も年間30社獲得することができました。」
実績がない場合
実績が少ない場合でも、 工夫して伝えることができます。
例:
- 小さな改善でも良い
- チームでの貢献
- 学んだこと・成長したこと
質問5:「あなたの強みは何ですか?」

この質問の意図
面接官が知りたいこと:
- どんな能力があるのか
- 自己分析ができているか
- その強みがうちで活かせるか
回答のポイント
良い回答の構成:
- 強みを一言で
- 具体的なエピソード
- 入社後どう活かすか
避けた方が良いこと:
- 抽象的すぎる(「頑張り屋です」だけ)
- エピソードがない
- 仕事に関係ない強み
回答例
「私の強みは、粘り強く取り組む姿勢です。前職で新規顧客の開拓を担当した際、最初の3ヶ月は成果が出ませんでしたが、アプローチ方法を見直し、毎日振り返りを行いました。その結果、半年後には月間目標を達成できるようになりました。御社でも、この粘り強さを活かして、困難な課題にも取り組んでいきたいと考えています。」
質問6:「あなたの弱みは何ですか?」
この質問の意図
面接官が知りたいこと:
- 自己分析ができているか
- 弱みを克服しようとしているか
- 致命的な弱みがないか
回答のポイント
良い回答の構成:
- 弱みを正直に
- それを認識している
- 改善のために何をしているか
避けた方が良いこと:
- 「弱みはありません」
- 致命的な弱み(「遅刻が多い」など)
- 改善策がない
回答例
「私の弱みは、細かい作業に時間がかかることです。慎重すぎて、スピードが遅くなることがあります。これを改善するため、作業の優先順位をつけ、完璧を求めすぎずに80点を目指すよう心がけています。また、チェックリストを作成し、効率化も図っています。」
弱みを強みに変換する方法
例:
- 「心配性」→「慎重に確認する」
- 「頑固」→「こだわりを持って取り組む」
- 「せっかち」→「スピード感を持って動く」
質問7:「5年後、どうなっていたいですか?」
この質問の意図
面接官が知りたいこと:
- キャリアプランがあるか
- 長く働く意思があるか
- 会社の方向性と合っているか
回答のポイント
良い回答の要素:
- 具体的な目標
- 会社で実現できる内容
- 成長意欲が伝わる
避けた方が良いこと:
- 「起業したい」(会社を辞める前提)
- 「特にありません」
- 現実離れした目標
回答例
「5年後は、チームリーダーとして後輩を育成しながら、自分も専門性を高めていたいと考えています。御社の〇〇事業の中心メンバーとして、プロジェクトを推進できる存在になることが目標です。そのために、まずは担当業務で確実に成果を出し、信頼を得たいと思っています。」
質問8:「何か質問はありますか?(逆質問)」
この質問の意図
面接官が知りたいこと:
- 本気で入社したいのか
- 企業研究をしているか
- コミュニケーション能力
回答のポイント
良い逆質問の例:
- 入社後の業務内容
- 評価制度
- チームの雰囲気
- 期待される役割
- キャリアパス
避けた方が良い質問:
- HPを見ればわかること
- 給料・休日だけの質問(最初の面接では避ける)
- 「特にありません」
逆質問の例
①業務内容について: 「入社後、まず取り組むことになる業務について教えていただけますか?」
②評価について: 「御社では、どのような点が評価されやすいですか?」
③チームについて: 「一緒に働くチームの雰囲気について教えていただけますか?」
④キャリアについて: 「入社後のキャリアパスについて、イメージを教えていただけますか?」
⑤面接官について: 「〇〇さん(面接官)が御社で働く中で、やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?」
質問を準備しておく
面接前に、 3〜5個の質問を用意しておくと安心です。
面接中に解決したことがあれば、 「先ほど〇〇について伺えたので、大丈夫です」 と答えることもできます。
答えにくい質問への対処法

「前職の年収はいくらですか?」
答え方の例:
「前職では年収〇〇万円でした。ただ、年収よりも、御社で成長できる環境に魅力を感じています。」
ポイント:
- 正直に答える
- 金額だけが目的でないことを伝える
「他に受けている会社はありますか?」
答え方の例:
「同じ業界で数社、応募しています。ただ、御社が第一志望です。」
ポイント:
- 正直に答える(嘘はバレる)
- 第一志望であることを伝える
「内定が出たらすぐ入社できますか?」
答え方の例:
「現職の引き継ぎがありますので、1〜2ヶ月お時間をいただけると助かります。」
ポイント:
- 現実的な期間を伝える
- 誠実な対応を示す
面接の準備【チェックリスト】
面接前に、 以下を確認しておくと安心です。
準備すべきこと
①よく聞かれる質問への回答を準備
- 自己紹介
- 転職理由
- 志望動機
- 実績
- 強み・弱み
- キャリアプラン
- 逆質問
②企業研究
- 事業内容
- 企業理念
- 最近のニュース
- 競合他社
③持ち物の確認
- 履歴書・職務経歴書(コピー)
- 筆記用具
- メモ帳
- 腕時計
④服装の確認
- スーツ
- 靴
- 鞄
⑤ルートの確認
- 会場への行き方
- 所要時間
- 10分前に到着できるように
面接当日のポイント
話し方のコツ
意識すると良いこと:
- ゆっくり話す
- 結論から話す
- 具体例を入れる
- 相手の目を見る
避けた方が良いこと:
- 早口
- 小さすぎる声
- 「えー」「あのー」が多い
緊張への対処
緊張は自然なこと。
以下の方法で、 落ち着くことができます。
- 深呼吸する
- 「緊張しています」と正直に言う
- 事前に練習する
- 面接官も人間だと思う
関連記事をチェック
転職活動について
- 転職活動の全体像 → 転職活動の進め方
- 転職エージェント → 転職エージェントの選び方
- 年代別の戦略 → 20代・30代・40代別の転職戦略
いい会社の探し方
- ホワイト企業 → ホワイト企業の見つけ方
まとめ:準備すれば面接は怖くない

転職面接でよく聞かれる質問を紹介しました。
よく聞かれる質問
- 自己紹介 → 1〜2分で簡潔に
- 転職理由 → 前向きな理由を
- 志望動機 → 企業研究が大切
- 実績 → 数字で具体的に
- 強み → エピソードを添えて
- 弱み → 改善策も伝える
- キャリアプラン → 5年後の目標
- 逆質問 → 3〜5個準備
準備のポイント
①回答を準備する
- 文章として書き出す
- 声に出して練習
②企業研究をする
- HP、ニュース、口コミサイト
③模擬面接をする
- 転職エージェントに頼む
- 家族や友人に協力してもらう
面接は準備が8割
面接の出来は、 準備でほぼ決まると言われています。
準備をしっかりすれば:
- 落ち着いて話せる
- 自信が持てる
- 良い印象を与えられる
緊張しても大丈夫
緊張するのは自然なことです。
準備をしていれば、 本番でも力を発揮できます。
あなたの転職が成功することを、心から応援しています。
面接対策の前に、書類選考を突破しましょう
面接対策も重要ですが、まずは書類選考を通過する必要があります。
プロ級の履歴書・職務経歴書を簡単に作成できるサービスについて、レジュマップとはという記事でご紹介しています。
見た目の良い書類で、書類選考の通過率を上げましょう。
この記事は、一般的な情報提供を目的としています。面接の内容は企業によって異なります。
転職エージェントに相談すると、より具体的なアドバイスがもらえます。
あなたが理想の職場で働けることを願っています。

